iPhone, 音楽,

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今まで愛用していたイヤホンとBluetoothヘッドセットが、最近ついに壊れてしまいました。
イヤホンは突然断線し、Bluetoothレシーバーの方は半年ぐらい放置していたら充電しても電源が付かなくなりました…

ちなみに、今まで使っていたのは、
イヤホン: Apple In-ear Headphones with Remote and Mic(MA850G/B)
ヘッドセット: Logitec LBT-AR200C2
この2つ。

で、イヤホンが壊れてから、iPhone付属のイヤホンや安物のイヤホンで何とか持たそうと思いましたが、
如何せん音質が悪い、且つ音漏れが激しい、とても使えた代物じゃありません。
音楽無しの移動時間は全く有り得ないので、前から目を付けていたイヤホンとヘッドセットを重い腰をあげて購入に踏み切りました。

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まずはイヤホン。ソニーのBAイヤホン「XBA-30iP」

そもそも「BAイヤホンって何?」
BA(バランスド・アーマチュア)型というもので、イヤホン・ヘッドホンの4分類「ダイナミック型」「コンデンサー型」「チューナー型」のうちの一つです。

街でよく見かけるiPhoneやiPod付属のイヤホンや、量販店のイヤホンコーナーで〜4,000円ぐらいの低価格帯で売ってるイヤホンなど、一般的に使われているのが「ダイナミック型」と呼ばれるやつで、これはコイルが振動させて音を作り出すもの。

それに比べて「BA型」はイヤホン内部にコイルとは違って、音を創り出すドライブなるものが内蔵されていて、ダイナミック型よりもクリアな音を出力出来るもの。
もともとBA型のドライブは補聴器に使われていたものを、オーディオ用に改良して出来たものらしいです。

イヤホンの構造や音が出る仕組みについては、イヤホンヘッドホン専門店「e★イヤホン」のブログで詳しく紹介されているので、見てみてください。

高校時代から今まで3年間愛用していたApple In-Earは、ドライバ2つ搭載する「BA型」イヤホンにしてかなり低価格で高音質だったので好きだったんですが、それでも低音の物足りなさがちょくちょく気になっていて、低音増強するためにソニーのイヤーチップをも買ったほどでした(笑)

いろいろなメーカーからイヤホンが出ていますが、特にソニーのイヤホンは「低音番長」として良く知られていますね。種類によりけりですが、安物の「ダイナミック型」イヤホンから「BA型」イヤホンまで、低音が本当に良く響きます。もっとも、低音に強化した「EXTRA BASSシリーズ」なんて出ていますが。

ソニーのBAシリーズは10iP・20iP・30iP・40iPと4機種あり、それぞれの数がドライバ搭載数です。今回購入した30iPはドライバ3つ搭載しています。店頭で音質チェックして聞き比べた結果、
10iP→低音が全面に出てきてる感じはするけど、中〜高音域がモワモワでこもってる…
20iP→低音がさらにUP。10iPに比べると高音がクリアになった!
30iP→中〜高音域、ハイハットの粒立ちがしっかり聞き取れるぐらい綺麗。低音とのバランスも良い!
40iP→低音のバランスはそのままに、高音域が有り得ないぐらいクリアに聞こえる!
こんな感じです。

40iPか30iPか正直もの凄く悩みましたが、XBA-30iPに決めました。
僕は「ドンシャリ(高低音に特化)!だけど中高域がクリアに響いてくれる」音質が好きなようで、それにしっくり来たのがこのXBA-30iPだったわけです。

BAイヤホンはダイナミック型に比べるとびっくりするぐらい繊細に、高音質に聞こえるので、
店頭で一度視聴してみてはどうでしょう。

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パッケージ左側。イヤホンがこんにちは。

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中箱

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付属品。とにかくイヤーピースが多い(笑)
普通のイヤーピースの他に、「ノイズアイソレーション」イヤーチップというものが付属。

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左右の違いが一目でわかる。

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ノイズアイソレーションのイヤーチップは隙間にスポンジ?が詰まっている。
確かに遮音性は高まりましたが、長時間付けてるとスポンジの硬さで耳が痛くなるので、
僕は普通のイヤーチップを付けてます。

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iPhoneに装着。

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お次はBluetoothヘッドセット「SBH50」

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付属品。

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正面。このiPhoneのホームボタンのようなボタンを押すことで着信に応答できる。

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側面に「曲送り」「曲戻し」「再生&一時停止」ボタンと、「戻る」ボタン。
反側面にボリューム調整ボタン。

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本体上部にイヤホンジャックとマイク。

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底面にminiUSBと電源ボタン。USBのカバーが簡単にもげそうで怖い
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裏面。ポケットやシャツの襟に取り付けれるようにクリップ仕様になっている。
この面をNFC搭載のAndroid端末にタッチするだけでペアリングが出来る。

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iPhoneとBluetoothで接続。曲名・アーティスト名の日本語表示にしっかり対応。
画面に表示しきれない長さの曲名などは、スクロール表示になります。

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ボリューム調整はiPhoneと連動。
以前使っていたLBT-AR200C2はiPhoneとレシーバーとボリューム調整が独立していて、これが面倒でした。

DSC06323SBH50を通して聴いてみてもノイズは全く気にならないし、音質の変化もわからない。
LBT-AR200C2はBluetooth独特の「サーッ」という高音ノイズが鳴りまくりでした…
iPhoneに直接イヤホンを挿すとコードが煩わしいので、iPhoneで音楽を聞くとき僕はこのようにほとんどBluetooth接続で聴いています。

*

余談ですが、ヨドバシやビックカメラなど店頭でイヤホンの音質をチェックする時、
僕はiPhoneで必ず「めざせポケモンマスター’98」を流します(笑)

ノーマルの「めざせポケモンマスター」ではなく、この’98版はあの名作「ミュウツーの逆襲」のOPに使用された楽曲で、ドラム担当が神保彰さんなんですね。
「日本一のドラマー」「ドラムの神」と讃えられている方。
(そんなにドラムが好きなら神保彰さんのCD買って音質チェックしろや、という話ですが)

スネアの抜けやハイハットの粒立ち、バスドラの響き方やシンバルロールの立ち上がりなど、
高校時代からバンドでドラムをやっていた関係で、ドラムの音には結構うるさいです(笑)

この曲はディストーションの効いたギターやベースもドンドンと鳴っているので、低音レベルもチェック出来るので良いです。

ここにYouTubeの曲リンクを貼っておきます(笑)