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軽量・コンパクトなミラーレス一眼にフルサイズセンサーを搭載。「誰も作らなかったカメラ」というタイトルでCMに登場し、ミラーレス一眼市場に一石を投じたカメラ「α7」シリーズ。
ひょんなことで、このフルサイズミラーレスの世界に足を踏み入れてしまう日がやって来るとは思ってもいませんでした。

ミラーレス一眼の「NEX-5N」が僕が一番最初に買ったカメラでした。写真という趣味に本格的に熱中するようになってから、僕はずっとSONYのカメラを使ってきました。これは親父がMINOLTAのフィルムカメラを使っていた影響なのですが、SONYのカメラがはき出す画の色乗りが好きでαシリーズを使っています。NEX-5Nを使い始めてからすぐに「ミラーレスじゃないカメラが欲しい」と思うようになり、Aマウントのα57を購入しました。がしかし、カメラ沼に引きずりこまれた自分はエントリーモデルで飽き足ることはなく、3ヶ月余りでα77に買い替えています。そうしてAマウントのカメラに満足してくると、今度は「サブカメラのEマウントを拡充しよう」という風になって、NEX-5Nよりも操作性の良いNEX-6に買い替え。2014年はこれで落ち着いていました。

しばらくはこのAPC-Sのαを使い続け、ゆくゆくは(=”懐”に余裕が出来た頃に)フルサイズ機に移行しようという考えだったのですが…同じくα使いの友人が最近、α7を使い始めたのが事の発端。(※この友人が悪い、という意味合いではございません)

DK-1
それまでNEXシリーズを使っていたこの方が晴れてフルサイズ機デビューするということで、一度会ってα7の試し撮りをさせてもらいました。しばらく手にしていると「うーんフルサイズミラーレスも悪くない…(^^;)」となってしまい、それから数日間頭から離れないので、これは買ってしまおうと。(笑)

DK-1-2友人とのカメラ会合の後、α7Rを3日でスピード購入してしまいました。α7かα7Rか激悩みした3日間ですが、とりあえずは開梱時の写真をご覧ください。

DK-2-2同梱物
バッテリーはNEXシリーズと同じ「NP-FW50」なので、NEX-6のバッテリーも使えますね。続編#2のエントリーで記述しようと思いますが、α7シリーズはバッテリーのスタミナが弱いように感じます。
ユーザーの撮影スタイルにもよりますが、場合によっては追加でバッテリーをもう1個買うか、縦グリ装備を考えてもいいかもしれません。

DK-3 正面
「35mmフルサイズここにあり!」と主張するシナバーのリングが良いですね。

DK-4右側面
Wi-Fi内蔵でスマホやタブレットに写真を転送出来ます。またNFC搭載なので、対応しているスマホではワンタッチ接続が可能です。僕は撮った写真を家に持ち帰る前に、出先でSNSにあっぷしたい時などによく使います。

DK-5背面

DK-6

DK-7左側面
HDMI・マルチ端子に加えて、ヘッドホン・マイク端子もあり、動画撮影時のモニタリングが出来ますね。

DK-8そして一番の目玉、35mmフルサイズセンサー
Reality Realized」のα7Rに搭載されるセンサーはローパスフィルターレスの3640万画素、高解像の写真を撮るためのハイスペックです。

DK-9NEX-6と比較すると一目瞭然。
センサーサイズは違えど、やっぱりマウント径の同じEマウントなんですよね…

DK-10設定キーがかなり増えましたね。操作性が良くなりました。
あと地味に嬉しいのが、背面ディスプレイが大きくなったことでしょうか。見やすい!

DK-11軍艦部はオールドカメラの雰囲気があります。
α6000のモードダイヤルのような露出補正ダイヤルが付いたのもGood.

DK-12α7シリーズのSDカードスロットは手前から取り出す形になりました。Aマウントっぽくなりましたが、NEXシリーズに慣れているとSDカード取り出しの時に、底面のバッテリーのフタを開けてしまいます(笑)

DK-13液晶ディスプレイはチルト可動式で、上に90°・下に45°チルトします。α99やα77のような三軸チルト式ではないので、自分撮りは出来ません。

DK-14 Carl Zeiss Vario-Tessar T* E 4/16-70 ZA OSS(SEL1670Z)を装着。
NEX-6で使い倒す予定だった、このAPS-C専用のZEISSレンズを当分α7Rで運用します。

α7シリーズにはフルサイズセンサーを搭載していながらAPS-C専用のEマウントレンズも使うことが可能な「APS-Cモード」が備わっています。α7かα7Rか迷ったポイントなのでこれも続編#2のエントリーで詳しく記述します。APS-C専用Eマウントレンズを装備すると、自動でクロップアップされるのです。3640万画素→1500万画素に落ちてしまい、ある種本末転倒な機能な気がしますが、Eマウントレンズの資産を活かせるので良いと思います。

DK-16

DK-17以前に購入したチルトアダプター(Nikon-SONY E)で、Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZFも。

こちらはもちろんフルサイズ対応なので、しっかり3640万画素で撮ることができます。他には「Ai-s Nikkor 24mm f/2.8」があるので、フルサイズで撮れるのは今のところこの2本だけです。今後はLA-EA4の導入でAマウントレンズの運用と、マウントアダプターをかませてVoigtlanderやヤシコンレンズを使ってみたいですね。

DK-15 (マ●プカメラの「KASYAPA」的な…)

【#2.作例&比較編】(☚執筆中です…)に続く