Mac, レビュー,

DK-1去年9月のスペシャルイベントでAppleが満を持して発表したApple Watchが先月、ついに発売になりましたね。iPhoneの発売日のように、Appleから新製品が出るとすぐに「よし、買おうか。」という風になるのはいつものこと。Appleからウェアラブル端末という全く新しい新製品が登場したゾ!ということで今回も発売日GETのつもりでした。

そんなタイミングであれですが、時計ではなくデスクトップのiMacの方を買い替えました。スペシャルイベントでApple WatchやiPhone 6と同時に発表された「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」です。Late-2013モデルのiMacを1年半使ってきましたが、自分のデスクでは21.5″の作業領域がちょっと物足りないな…と最近感じるようになり、また写真編集や映像制作を本気でやりたいと思うようにもなってきていました。(※なお、Late-2013 iMac購入当初はブログで「自分のデスクでは27インチは大きすぎるので」と公言している模様)

先月大きい収入があったこともあり、この機に思い切って買い換えをしました。3640万画素のフルサイズ機α7R、ハイレゾ対応イヤホンXBA-A3とポタアンPHA-2。最近は何かと「高解像度厨」になりつつあるような…(笑)

スクリーンショット 2015-05-06 4.17.42 今回含め学生生活でMacの購入は3度目。おそらく最後であろう、学生・教職員割引ストアでのお買いものですね。お世話になりました(笑) 今回は¥27,972お安くなったようです。

スクリーンショット-2015-05-06-3.29.05ヤマトの配送状況の経過はこんな感じ。BTOのカスタマイズモデルなので、上海の工場から出荷されます。注文から中一日あけて2日で出荷になりました。
また、Late-2013のiMacを購入した時には通過しなかった「羽田クロノゲート」というヤマトの新しい物流ターミナルを通過していますね。Apple OnlineStoreで注文した時に配送状況を確認するとよく見る「ADSC支店」とはApple Delivery Support Centerの略だそうで、海外発送の商品が一度ここに集められて再出荷されるようになっています。上海受付〜ADSC支店到着までは長かったのに、ADSC支店から発送した瞬間にステータスが速くなった!というのはよくあるそうで(笑)

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DK-3iMacの元箱は相変わらず独特な形をしていますな

DK-4そして今回の5K iMacは「VESAマウント搭載モデル」にしました。
よく見る標準のスタンド付きモデルは上下のチルトが出来るだけで、高さ調整が出来ないのです。このスタンドに慣れてしまえば何も気になることはないのですが、こいつが意外と高さがあるもんで…使っているデスクの高さや奥行きによっては微妙に見上げる姿勢になってしまうこともあります。しかもディスプレイが27″ともなるとさすがにスタンドから画面上部まで高さがあり、自分のデスクだとずっと画面を見続けると首が痛くなるのでは?と思ったので、高さ調整が利くモニターアームに取り付けるためにVESAマウント搭載モデルにしてみました。

DK-5VESAマウントには取り付けに関する注意書きのシールが貼られています。ちなみに標準のスタンド付きモデルとの価格差は+4,752円(税込)ほど。VESAマウントアダプターを単体で買っても大差ありません。

DK-65K iMacの入出力端子は標準の21.5″/27″モデルと変わりありませんね。Thunderboltで接続可能な外部ディスプレイは4K(UHD 3,840 x 2,160)まで対応。なお、他のiMacやMacBook AirなどをThunderboltケーブルで繋いで外付けディスプレイとして使用する「ターゲットディスプレイモード」は使えないみたい。

DK-9今回Apple OnlineStoreでカスタマイズした5K iMacのスペックは以下の通り。

・4.0GHz クアッドコア Intel Core i7 (Turbo Boost: 4.4GHz)
・8GB 1,600MHz DDR3 SDRAM (4GB x 2)
・1.12TB Fusion Drive
・AMD Radeon R9 M295X 4GB GDDR5
・VESAマウント搭載モデル

CPUとグラフィックスに関しては微速度撮影などの動画編集やα7Rで撮った高解像度の写真を扱うことをなどを考えて、もりもりカスタマイズしました。5K Retinaを動かすぐらいなのだから、このあたりは盛っておいて後悔はしないかと。メモリは最初から32GB満タン積むつもりでしたが、BTOの注文で32GBにするよりも自分で買ってきて増設した方が安上がりなので、最低スペックに。写真は増設用にAmazonで買ったメモリです(笑) ストレージについては今、写真・動画編集用途に使っている2TBの外付けがあるので迷いませんでした。

DK-7というわけで、早速メモリの増設を。AC電源ポートの上にある小さいボタンを押し込むとフタが外れます

DK-8フタが外れたらメモリケージの左右にあるレバーを手前に引き、メモリケージを引き出してメモリ交換!

DK-108GB × 4枚を、

DK-11装填完了

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DK-12続いてモニターアームを取り付けます。購入したのは「3軸式くねくねモニターアーム(サンコー)」という真っ黒でシンプルなアーム。27″のiMacの重量が8.70kgもあるので耐荷重10kgのアームを探し、手頃な価格のものをチョイスしました。エルゴトロンやBretfordからかっこ良いアームが出ていますが、どうせディスプレイに隠れて見えないしここにお金をかける必要はないよなぁと思ったのでこいつにしました。

DK-13アームの真ん中にディスプレイに繋げている電源コードなどを留めておくためのクリップが付いています。アームの軸はカバーを外して六角レンチで固さを調節できます。

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DK-19メモリエラーやカーネルパニックもなく、無事に起動しました。モニターアームでぎりぎりまで高さを下げているので、なんだか車高短みたい(笑)

DK-1-2まず、笑っちゃうぐらい画面が綺麗です。なまらキレイです。
「息を呑むほど」なんてカッコつけたタイトルにしてますけど、実際息を呑む前に笑っちゃいます。今回は開梱編の記事なので詳しくは続編に書きますが、文字の輪郭がくっきりしてとても読みやすくなりましたね。前にもこんな感動あったなぁ…このデジャヴは高校時代にiPhone3GS(石けんデザインで好きだった)からiPhone4Sに買い替えた時の感動によく似ています。というかそれです(笑) いつもiPhoneのRetinaディスプレイで見慣れていたつもりではありましたが、ヒラギノフォントが美しく見えます。よくよく見てみるとDockのアイコンどもまで綺麗じゃないですか!(当たり前

DK-17ついでだったのでiMac 21.5″(Late-2013)とも比べてみました。モニターアームのおかげで純正スタンドよりも50%ぐらいディスプレイの高さを下げられています。あと使っているパネルが違うんでしょうかね、スタンドライトの反射の色がかなり違いますね。

DK-16標準スタンドとの差4〜5cmぐらい

DK-22以上、開梱とセッティングのフォトレビューでした。機能編に続きます

Hi-Res.☛https://flic.kr/p/su9Jst


Camera: SONY α7R
Lens: Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 4/24-70 ZA OSS
Lens: Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF