カメラ

ILCE-7RM2_wFE35F14Z_right-700x525
SONYは6月10日(現地時刻)、海外でα7Rの後継機種「α7RII」とサイバーショット「RX10II」「RX100IV」の3機種を新たに発表しました。α7RIIは新たに5軸ボディ内手ブレ補正機構4240万画素のBSI CMOSフルサイズセンサーを搭載。ボディデザインもα7IIのようなシボ加工の質感になり、ボタン配置なども変わりました。α7Sと同様の機能として「サイレントシャッター」「4K動画」での撮影が可能になっています。また常用ISOが100-25600、拡張ISOが上限108000までに引き上げられました。一番最初に登場した上のレンダリング画像ですが、今月末に新発売するFEマウントZeiss「Distagon T* 1.4/35 ZA」を装着したものになっています。

1159878
外観は基本的にα7IIのデザインと同じですね。Aマウント機のようなシボ加工が施されています。

IMG_503598
軍艦部の様子。ファインダー左側に4K動画対応であることと、手ブレ補正機構内蔵であることをアピール。マルチインターフェースシューの金属部分がシルバーから黒塗りに変わっています。モードダイヤルには現行のα99やα77IIのような押し回し式のロック機構が付きましたね。(なぜα7IIに付けなかったのだ、という感じですが…)

IMG_503595
MENUボタンの上にα7RIIのロゴが入りました。これで正面からだけでなく、液晶側からも「α7RIIだぜ!」アピールができます(笑)

IMG_503593

HDMI端子とUSB端子が上になり、上から下にカバーを開けるような仕様に。ファインダー部にはRX100IIIのような「T*」ロゴが付きました

スクリーンショット 2015-06-11 3.44.33
T*コーティングの施されたファインダーレンズによって表面反射を抑えています


ファインダー倍率は前機種の0.71倍から0.78倍になり、世界最大の倍率だそう。

スクリーンショット 2015-06-11 5.09.13
新型の「XGA OLED Tru-Finder」によりファインダー周縁部までくっきり綺麗に表示。

Bildschirmfoto-2015-06-10-um-20.04.47-700x420
新しいExmor R BSI-CMOSセンサーはRX10IIにも採用されています。

スクリーンショット 2015-06-11 3.43.28
位相差検出方式の測距点数は399点で、α7IIの117点(35mmフルサイズ時)よりも格段に多くなっています。コントラスト方式では25点

スクリーンショット 2015-06-11 3.43.33
コンティニュアスAFによる被写体追尾も良い感じ。位相差検出方式の測距点が増えたことも合わせて、前機種のα7Rで弱点だった動体撮影が捗りそうですね。

スクリーンショット 2015-06-11 3.43.47
速度優先連写では4コマ→5コマ秒撮れるように。フルサイズミラーレスなのでしょうがないのですが、最低でも8コマ秒ぐらいは欲しいところ…

 スクリーンショット 2015-06-11 6.32.39
発表されてから数時間しか経っておらず、記事執筆時は国内での正式発表がされていないので国内価格は不明ですが、BHphotoでの予約販売価格は$3198.00となっています。α7IIが$1698.00で販売されているので、およそ2倍のお値段。6月17日午前11時発売開始の8月発送となっています。SONYのグローバルサイトではα7R IIのページで詳細な製品仕様を見ることができるようになってます。参考までにどうぞ。


★SONY ALPHA RUMORS
(http://www.sonyalpharumors.com/sony-announces-the-new-a7rii-rx10m2-and-rx100m4/)
(http://www.sonyalpharumors.com/sony-a7rii-specs/)

★DPREVIEW
(http://www.dpreview.com/articles/8917769536/sony-alpha-a7r-ii-has-42-4mp-on-full-frame-bsi-cmos-sensor)