カメラ, レビュー, レンズ

タイトルになんだかアニメ臭が漂っていますが、筆者が久々のレンズ購入で興奮しているといった解釈で結構です。

最近ちょくちょく鉄道撮影をやっていたりするんですが、APS-Cのα77と70-200mmの組み合わせだとテレ端で撮影しても微妙にトリミングが必要な場合が多かったりするので、そろそろ200mm以上の望遠があってもいいかなぁなんて思っていました。そんなところ前から目を付けていたSIGMAの長玉「150-500mm」がマップカメラでちょうど中古美品の在庫が入っていたので、早速ポチってみました。

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このサイズのダンボールは70-200mmを購入した時以来ですかね。デカすぎて笑っちゃいました。SONYのGレンズ「70-300mm(SAL70300G)」のII型が最近発売になったばかりで、これでも良かったんですが、どうせ買うなら超望遠の方が良いだろうと。サンニッパ(300mm F2.8)なんてとても買えないですし。SONYの白レンズのラインナップに300mm F4があるとちょうどいいんですけどね。

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型番に付いている「APO」とは、諸収差を補正する特殊低分散ガラスを採用している望遠レンズのことをいいます。さらにこのレンズは、Aマウントレンズでは数少ない「OS(手ブレ補正機構)」付きレンズです。Aマウントはボディ内手ブレ補正、Eマウントはレンズ内手ブレ補正(OSS)。そもそも300mm以上の望遠で手ブレ補正機構無しだとなかなか辛いものがありますしね…

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中古レンズですが美品判定なので、レンズ本体には特に目立つ傷もなく綺麗です。

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側面にズームロックスイッチとAF/MF切り替え、手ブレ補正スイッチ。OSスイッチの2は流し撮り用で、上下方向の手ブレのみ補正します。

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70-200に比べて三脚座も大きめですね。

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フードを付けて広角端150mm

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テレ端500mmだとこのように。ここまで長いとただのバズーカ砲です

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70-200mmとの比較。「重い重い!」と言って使っていた70-200mmが可愛く見えます(笑) 150-500mmの方はレンズだけで約1.8kgもあります。「気軽に」撮りに出かけると言うよりは、多少「撮るぞ」と意気込まないといけませんね…

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α77に装着。久々に白くない望遠レンズを付けました

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超望遠レンズということで、やっぱり気にしなければならないのが手ブレ問題。OS付きと言えど、テレ端側では気をつけないと多少はブレてしまって眠い画になりがちです。より解像感や描写性能を求めるならば、300mm F2.8や500mm F4といった超望遠単焦点の方が良いんでしょうね。150-500mmも値段相応と割り切ってしまえば使っていられます。

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流し撮りが下手っぴなのは目をつぶってください(笑) LightroomのRAW現像の際に多少はレタッチしていますが、テレ端500mm付近では絞り込んでも甘い描写になってしまうようです。被写体や撮影シーンによると思いますが。

★SIGMA 150-500mmで撮影した写真はこちら


Camera: SONY α7R
Lens: Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 4/24-70 ZA OSS
Lens: Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF