カメラ, レビュー

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先月Manfrottoのカーボン三脚「055CXPRO3」と3way雲台「MHXPRO-3W」を導入しました。ゴツい重量三脚を導入したということでこれまでにないぐらい望遠撮影が捗るようになり、重たい望遠レンズを抱えて宮島沼で渡り鳥を撮ったり、飛行機や鉄道を撮ったりしました。脚がしっかりしている分耐荷重がそれなりにあって、150-500mmのような長玉を載せても安心感があります。

がしかし、問題もありました。それは「デカすぎて気軽に持ち出せなくなってしまったこと。」望遠撮影が捗ってるのに家から持ち出すのが億劫とはこれいかに、と言われたら上手く言い返せないんですけれども…言い訳を始めますと、確かに縦グリ付きの望遠撮影専用機α77にはちょうど良いが、軽量コンパクトなフルサイズ機α7Rと使うにはアンバランスすぎるのです。重量三脚にちょこんと乗せられているα7Rはなかなか滑稽なもので、ドラム缶の上にあるみかんのような状態です(意味不

α7Rで星空を撮りに行こうと思いついて「デカブツ三脚を持っていかなくちゃいけないのかぁ…」という風になってしまうも、しょうがなく055三脚を抱えて撮影に出かけるのです。とにかく望遠撮影にこそしっくりくるものの、ミラーレス機での撮影にはちょっとオーバースペック気味だということ。

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というわけで055シリーズ三脚を導入して約2ヶ月で190シリーズの「190CXPRO3」に買い替え。055CXPRO3は近いうちに売却です。もともとヨドバシの春セールで破格の値段で購入したものだったので、むしろキャッシュバックされたような感じです(笑) 現行モデルの「MT190CXPRO3」は全伸高が15cmほど伸びていたりQ90システムやロックレバー機構が改良されています。190CXPRO3との価格差は約1万円ほど(※ヨドバシ.com)

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縮長(055CXPRO3: 65cm / 190CXPRO3: 58cm)
センターポールの調整レバーや脚の開度、ポールを抜き差しせずに90°倒すことができる「Q90°クイックセンターポールシステム」など、各種機能は055CXPRO3と全く同じ。全長・脚の太さ・耐荷重が違うだけです。現像でハイライトを落としまくってるのでこの写真だと質感がマットな感じに見えますが、本当はもう少しつやつやしたカーボンです

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自重(055CXPRO3: 1.64kg / 190CXPRO3: 1.32kg
耐荷重(055CXPRO3: 8.0kg / 190CXPRO3: 5.0kg

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脚のロックレバーも同じですね

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センターポール無し時の伸高(055CXPRO3: 140cm / 190CXPRO3: 122cm)

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センターポール有りの全伸高(055CXPRO3: 175cm / 190CXPRO3: 146cm)
最高に伸ばした状態では055と190で30cmほどの差があります。これに雲台のMHXPRO-3Wが乗るので+10cmぐらいといったところでしょうか

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センターポール上下調節のネジ

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「Q90°クイックセンターポールシステム」

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開脚開度は25°/46°/66°/88°の4パターン

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最大開度でQ90システムを使えば、最低高8cmでのローアングル撮影も可能

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Manfrotto三兄弟集合。なんか青春映画みたい(笑)

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055に使っていた純正のパッド付き三脚バッグ「MBAG80PN」を流用しましょう。055では雲台を付けてギリギリでしたが、190だと流石に余裕があります。三脚自体はカーボン製なので軽量で持ち運びが楽ちん。けれども055よりもさらに軽くなって、今度は雲台の方の重さが気になってきたな〜という具合です。新型のギア付き雲台「MHXPRO-3WG」が欲しい…

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次回は一番奥に写り込んでいる三脚の紹介です


Camera: SONY α7R
Lens: Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 4/24-70 ZA OSS
Lens: Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF